私がなぜ、ドローンスクールに通ったのか?通う必要あるの?など、経験則から話を進めていきます。
ドローンスクールは現在、乱立していて比較をしてみないと違いがわからないかもしれません。また、資格といっても、民間団体が発行しているもので、国家資格ではありません。しかし、ドローンスクールに通うかどうか、私は悩みませんでした。
プロの方はドローンの世界にたくさんいます。このレッドオーシャンでは勝ち目はないと感じました。しかし、スクールに通って資格を取得する事によって以下のことが可能だと考えました。
なぜ資格を取得するの
- 第一歩目を大きくすることができる
- ライバルと差をつけられる
差別化という意味でも大きく影響があります。
現在、ドローンは民間のみの資格ですが、資格所有者は全国で20000人程度です。この時点で、差別化を図ることができるのではないでしょうか。(スクールが乱立しているため、JUIDA・DPAの数値から算出)
そうでしょうか?継続的にこの分野に関わる人はどの程度いるでしょうか。
例えば、ジムに通い始める人が10000人いたとします。そのうち、半年続ける人は全体でも5%いないと思います。すなわち、継続している人は500人です。また、1年続ける人は、そのうちの2-5%いたら良い方ではないでしょうか。
10000人参加者がいたとして、継続してそのステージに居続けることができる人は全体で0.5%、50人いれば良い方ではないでしょうか。このことを念頭に置くと、スタートを切ったのであればどんな形でも良いから1年間はやり抜きたいですね!
さて、この数字からどのようなことを皆様考えるでしょうか。資格保有者の一歩と保有していない方の一歩ではどれほど差がつくでしょか。また、継続する人の割合を考えた際に、スタート位置が異なるとどの程度自分の立ち位置が変わってくるでしょうか。
ドローンの資格を取得する意義ってなに?なぜ必要なの?これらの前提条件を記載した記事が以下となっています。
ここから、スクールに通うメリットや私の経験についてを記事にしましたので、ご参考までに。
こんな方におすすめ
- ドローンの資格を取得しようか悩んでいる方
- ドローンを始めようとしている方
- ドローンで収益化を望んでいる方
ドローンスクールには何があるの?
いくつかのスクールが存在しますが、今回は受講者数が多いと思われるDPA・JUIDAの2つの認定スクールに加えてその他のスクールについてもご紹介します。
DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)
私は、DPA認定のスクールに通いました。なぜこのDPAにしたのか。理由はシンプルです。
なぜDPA認定校にしたのか
信頼感がある・将来の収益化を目指せそう
DPA認定スクールは2016年(平成28年)6月15日に設立した一般社団法人で、ドローン航空業界の安全確保につとめ当該技術・知識の普及と諸般の研究調査を行い、ドローンの健全な発展を促進を目的としています。
JUIDA(一般社団法人日本UAS産業復興協議会)
JUIDAは私が初めて知ったドローンスクールです。
JUIDA認定スクールは日本初のスクールで、2014年7月に設立した一般社団法人です。日本の無人航空機を含む次世代移動システム産業の振興を目的としています。認定校は100を超え、知名度どもに知れ渡っています。
DJI CAMP
DJI CAMPは無人航空機などの最大手であるDJIが主催している認定資格制度。
DJIスペシャリスト・インストラクター・マスターと3つの資格がある。
マルチコプターの正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得しているかを評価する。この資格は、DJIの機体のみに適応されます。
MDA(一般社団法人三重県ドローン協会)
MDAは、2016年8月20日に設立されたドローンの知識でけではなく操縦者の操縦技術向上を目的にしているドローンスクールです。
伊勢志摩サミット開催をきっかけに設立されたと言われています。初級講座・中級講座・認定講座と資格が分かれているのが特徴となる。
JMA(一般社団法人日本マルチコプター協会)
JMAは、全国商工会議のメンバーで2018年に設立された。全国19ヶ所を拠点に活動している。
JMA無人航空機認定証というライセンスを発行している。
ドローンの技術、航空法、空力学等を学ぶカリキュラムとなっている。
いくつか発行団体がありますが、これらを複数の観点で比較してみたいと思います。(完全なる独断と偏見なので、各自確認してください)
ドローンスクール比較
ドローンスクールを紹介しましたが、比較表からみていきたいと思います。今回は DPA・JUIDA・DJI CAMPを比較していきたいと思います。
価格 | 期間 | 受講者数 | |
DPA | 270,000円〜300,000円(別途追加費用あり) | 最短2日〜5日 | 5,000人超 |
JUIDA | 150,000円〜300,000円(別途追加費用あり) | 最短2日〜5日 | 15,000人超 |
DJI CAMP | 55,000〜110,000円(別途追加費用あり) | 最短2日〜5日 | 人数は不明 |
このことからわかるように、DPA・JUIDAが圧倒的にドローンの資格保有者を輩出していることがわかると思います。結局どのスクールに通うのが良いのかについては、最後見ていきたいと思います。
どのスクールがいいの?結局通う必要があるの?
ここまで読んでくださった皆様は、いくつも発行団体があり、スクールもたくさん存在するということが分かったと思います。
当然ここに記載したスクール以外にも存在します。
結論
どのスクールがいいのか
資金面・将来性・必要性を考慮して、どのスクールに通うのかを決めるのがいいと思います。
オススメというと強制している感じがするので、決断は各自でするのがベストだと思います。
また、ドローンを飛ばす際に、必ず必要ではありません。
メンタリストのDaiGoさんがいう通り、資格の必要性はありません。結局その技術を磨いた人がその分野の頂点に上り詰めます。ただし、資格という壁に守られている独占状態(ブルーオーシャン)が自動的に出来上がっていると判断するのであれば、資格を取得する意義はあると思います。
また、ドローンは今後、国家資格が必要となると予測できます。十分に資格取得の意義はあると個人的には思っています。
私は、ドローンの資格を取得する事によって、ある程度の技術を身に付けただけでなく、知識も身に付けました。ドローンスクールの体験会は無料なところが多く、場所によっては、ドローンの操縦まで体験することができます。気になる方は、ドローンスクールの体験会に参加してみてはいかがでしょうか!!