インド観光のe-Visaは、公式サイトで情報入力・書類アップロード・支払いを行い、承認されたETA(電子渡航認証)を印刷して持参する流れです。料金の支払いや申請受付メールだけでは、承認されたことにはなりません。
この記事では、2024年9月に自分で申請した経験と画面をもとに、入力項目やつまずいた点を日本語で解説します。制度・必要書類は2026年9月9日にインド政府の公式案内で確認しました。掲載画像は2024年当時のため、現在の画面と異なる部分は申請画面の案内を優先してください。
インド観光e-Visaの申請前に確認すること
日本の一般旅券で観光する方向けのオンライン申請を説明します。e-Visaは渡航手続きの選択肢の一つです。国籍、渡航目的、経歴によって利用できるビザが異なります。
- パスポートの残存期間、入国予定の空港・港がe-Visaに対応しているかを確認する。
- 観光以外の活動をする場合は、その目的に合うビザを確認する。
- パキスタン国籍・出自に関係する方や、現職・退職後を含む軍・防衛・警察・治安機関の職歴がある方は、通常のビザ申請が必要と公式サイトに案内されています。該当する経歴を省かず、インド大使館に確認してください。
確認先:インド政府 e-Visa公式サイト(Eligibility・FAQ)/駐日インド大使館
いつ申請する?期間と種類の選び方
公式FAQでは、30日・1年・5年の観光e-Visaについて、到着予定日の120日前から、遅くとも4日前までの申請を案内しています。4日前に申請すれば必ず間に合うという意味ではありません。書類の修正に備えて余裕を持ち、申請画面で選択できる日付も確認しましょう。
有効期間はパスポートの年数に合わせるのではなく、旅行の日程や訪問回数に合わせて選びます。ビザの有効期間と、インドに滞在できる期間は別です。承認後もETAに記載された入国期限・条件を確認してください。
申請料金は公式画面で確認する
料金は国籍・ビザの種類などによって異なります。公式サイトの料金表と決済直前の金額・手数料を確認してください。申請料は、審査結果にかかわらず返金されないと案内されています。
必要書類と事前に準備する情報
- パスポートと、顔写真・氏名・旅券番号が載ったページのPDF。
- 申請者本人の顔写真データ。
- 受信できるメールアドレス、支払いに使うカードなど。
- 現住所、家族・職業の情報、過去の渡航歴。
- 入国予定日・空港、訪問先、インドの宿泊先や連絡先、日本の連絡先。
パスポートの残存期間は少なくとも6か月、空白ページも確認しましょう。復路または第三国への航空券など、入国時に必要なものも別途準備します。
顔写真とパスポートPDFの規格
| 書類 | 形式・容量 | 確認すること |
|---|---|---|
| 本人の顔写真 | JPEG/10KB〜1MB | 正方形、正面、目を開ける。眼鏡なし。明るい無地または白い背景で、顔・背景に影や写真の縁取りがないもの。 |
| パスポートの顔写真ページ | PDF/10KB〜300KB | 氏名・生年月日・旅券番号などが読めること。申請に使う旅券と一致していること。 |
ファイル名の拡張子だけを変更しても形式は変わりません。JPEGやPDFとして書き出し、圧縮後も文字や顔が鮮明か確認します。画像サイズなど追加条件は、実際のアップロード画面も確認してください。
インドe-Visaの申請方法|入力からETA印刷まで
以下の画像はすべて2024年9月の申請時のものです。入力例をそのまま写さず、ご自身の事実に合わせて記入してください。
公式サイトから申請を始める
インド政府のe-Visa公式サイトを開き、「Apply here for e-visa」から進みます。アドレスが indianvisaonline.gov.in であることを確認しましょう。

Step1:旅券の種類・国籍・入国予定を入力する
- Passport Type:所持する旅券の種類。日本の一般旅券ならORDINARY PASSPORTです。
- Nationality:旅券の国籍。
- Port of Arrival:インドで最初に入国する空港・港。最終目的地と取り違えないようにします。
- Email:審査連絡を確認できるアドレス。
- Visa Service:渡航目的と希望するビザ。観光目的なら該当する観光の項目を選びます。

名前や日付だけでなく、国籍・入国地・ビザの種類も確認してから進みます。確認メッセージが表示されたら内容を読んでください。

Step2:個人情報とパスポート情報を入力する
氏名は旅券の英字表記と照合します。Surnameは姓、Given Nameは名です。改名歴、出生地、国籍の取得方法などは、ご自身の状況に合わせて入力します。

Passport Numberは旅券番号、Date of Issueは発行日、Date of Expiryは有効期限です。数字・英字の見間違いや、日・月の順序に注意しましょう。別の旅券の所持に関する質問も、実際の所持状況に基づいて回答します。

途中保存用のTemporary Application IDが表示されたら控えます。後で申請を再開するときに必要になるため、受付後のApplication IDと区別して保存しましょう。
Step3:住所・家族・職業を入力する
Present Addressは現住所、Permanent Addressは恒久的な住所です。Permanent Addressを一律に「本籍」として入力しないでください。同じ住所かどうかを尋ねる欄がある場合も、実際の状況で選びます。住所は市区町村、都道府県、郵便番号などを対応する欄に入力してください。

父母の氏名・国籍・出生地などを入力します。家族全員を自動的にJAPANにするのではなく、それぞれの事実を確認してください。

婚姻状況と、該当する場合は配偶者の情報を入力します。両親・祖父母などとパキスタンとの関係を尋ねる質問は、対象者と条件をよく読みます。保存後も選択内容を見直しましょう。

職業、勤務先、役職、住所・電話番号は現在の状況に合わせて記入します。Designationは役職・職名であり、全員がclerkと書けばよい欄ではありません。学生、退職者、主婦・主夫などは選択した区分に応じて求められる情報を確認してください。

Step4:旅行計画・渡航歴・連絡先を入力する
訪問予定地、到着予定日、出国予定地などを旅程に合わせて記入します。ホテルや旅行会社の予約状況に関する質問も、予約済みかどうかを事実に基づいて選びます。

過去のインド訪問やビザに関する質問が表示された場合は、以前の旅券・ビザなどを確認しながら記入します。
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過去の渡航国は、画面で指定された期間に訪れた国を確認して入力します。入力欄に収まらないなど判断できない点は、情報を勝手に省略せず公式窓口に確認しましょう。
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SAARC諸国への渡航など、追加の質問も対象期間と国を読んで回答します。「ここはNoでよい」と決めつけないことが大切です。
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Reference Name in Indiaなどの現地連絡先欄には、旅行中に連絡が取れる相手の情報を記入します。観光で宿泊先を記入する場合は、ホテルの正式名称・住所・電話番号を予約確認書などで確認してください。日本側の連絡先も、実際に連絡が取れる家族などの正しい情報を入力します。

Step5:経歴に関する質問と宣誓を確認する
すべてNoを選ぶのではなく、一問ずつ内容を読んで正確に回答してください。犯罪歴だけでなく、入国拒否・退去などに関する質問もあります。質問の意味や該当するかが分からない場合は、申請を確定する前に公式窓口に確認します。

Step6:本人の顔写真をアップロードする
事前に用意した顔写真をアップロードします。切り抜き後のプレビューで、顔が中央に収まり、頭部が欠けていないか確認してください。エラーになる場合は、JPEG形式・容量・画面に表示された縦横サイズを見直します。

Step7:パスポートのPDFをアップロードする
顔写真ページのPDFを添付します。画像ファイルと取り違えず、容量が10KB〜300KBか、ページ全体と文字が鮮明に読めるか確認してください。

Step8:申請内容を最終確認する
確認画面では、旅券番号・氏名・国籍・生年月日・ビザの種類・入国予定日・メールアドレスを原本や旅程と照合します。住所、家族、職業、渡航歴、Yes/Noの回答、添付書類も見直してください。修正が必要なら「Modify」などの修正操作で戻ります。

私が2024年9月に申請した際は、保存後の住所に余分な引用符が入ったり、選択した回答が変わって見えたりして、確認に手間がかかりました。現在も必ず起こるという意味ではありませんが、保存・再開後は入力内容と写真の登録状態を確認してから次へ進むと安心です。
Step9:申請料を支払う
申請内容と決済の案内を読み、表示された金額・手数料を確認して支払います。利用できる決済方法は、その時点の画面に従ってください。


2024年9月の私の申請では、Axis Bankの決済画面からクレジットカードで支払えました。これは当時の体験で、現在も同じ方法なら必ず成功するということではありません。
決済結果が分からない場合は、すぐに重ねて支払わないようにしましょう。公式案内では、支払い状況の反映に最大2時間かかる場合があります。時間を置き、公式サイトの「Verify Payment/Pay e-Visa Fee」から確認します。
Step10:受付メールと審査結果を確認する
メールで届くApplication IDなどを保存します。申請を受け付けた連絡と、ETAが承認された連絡を区別してください。追加書類や画像の再提出を求められた場合は、公式サイトの案内に従って対応します。
メールが見つからないときは迷惑メールフォルダを確認し、公式サイトの「Check your Visa Status」でも状況を確認しましょう。送信者名だけで判断せず、公式サイトを自分で開いて確認すると確実です。
Step11:GRANTEDを確認し、承認済みETAを印刷する
公式サイトの「Check your Visa Status」でApplication ID・旅券番号などを入力し、ステータスがGRANTEDになっていることを確認します。ETAの氏名・旅券番号・入国期限・条件を見直し、承認済みETAを印刷して持参してください。

単に入力した申請書を印刷したものと、承認されたETAは異なります。出発前にどちらを保存・印刷したか確認しましょう。
申請で困ったときの確認先
途中で中断した申請はどこから再開する?
公式サイトの「Complete Partially Filled Form」から再開します。控えたTemporary Application IDなどを用意してください。再開後は住所、回答、添付ファイルが正しく保存されているか確認します。
写真が添付できない・支払いが反映されないときは?
写真は形式・容量・寸法、PDFは形式・容量・可読性を確認します。支払いは前述の反映時間を待ち、公式サイトで結果を確認してください。エラーが続く場合は、Application IDとエラー内容を控えて公式のヘルプデスクに問い合わせます。カード番号全体など、問い合わせに不要な情報は送らないようにしましょう。
e-Visaの問い合わせ先は公式サイト掲載の indian-evisa@gov.in です。決済に関する窓口は、公式サイトのPayment Helpdeskを確認してください。
出発前の確認|ETAと入国手続き
- 申請がGRANTEDになっており、ETAの記載が正しい。
- 承認済みETAを印刷し、申請に使ったパスポートと一緒に持参する。
- 入国期限・滞在条件と旅程が合っている。
- 入国地がe-Visaに対応している。
- 宿泊先、復路・第三国への移動情報を確認できる。
公式サイトでは、到着前72時間以内に入力できるe-Arrival cardも案内されています。これは到着情報の登録で、ビザそのものではありません。出発前に公式サイト上部のe-Arrival card案内を確認してください。
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制度・必要書類の確認日:2026年9月9日。出典:インド政府e-Visa公式サイト、駐日インド大使館。体験談・申請画面は2024年9月のものです。