関東圏ドローン飛行スポットを、実際にその場で飛行させた経験から紹介します。
今回は、茨城・埼玉・神奈川の3ヶ所です!
ドローンはどこで飛ばすことができるの…と疑問に思っている方は多いと思います。私もその1人でした。
近年、ドローンの事故が増えてきたことで、規制が厳しくなってきています。そのために、色々と許可申請をしないといけないのか?飛ばせるところは関東ではないのか?と、思っておりました。
だけど、、、飛ばしたい!そう思った方必見です。
こんな方におすすめ
- ドローンは、保有しているが、どこで飛ばせるかを知りたい!
- どのように許可を取ればいいのか知りたい!
- どんな写真・映像が撮れるのか知りたい!
関東近辺での飛行スポットを、スクールに通い、飛行申請手続きを踏んだ上で、複数の場所でドローンを飛行させた経験から、ご紹介いたします!
※書類提出はなくても、電話での確認が求められる場所があります。また、すぐ飛行させられるわけではないので、ご注意ください。
章立てで説明しています。申請方法は知っていて、場所だけ知りたい方は、目次のところからスキップして、飛行場所を見てください!
ドローン飛行前の準備
ドローンを飛行させるには、大きく分けると、ドローンを飛行させるための手続きとドローンの準備です。
今回は、準備がメイントピックではないのでさらっと説明しますが、やらないと飛行できないために、詳細は別記事を参照ください。
ドローン飛行手続きについて
手続きは以下の3つが必要です。
申請が必要なリスト
- 機体登録
国土交通省への保有ドローン申請。これは2022年6月から飛行させるのに、必須の項目となります。
- DIPS
国土交通省への飛行許可省申請。
- FISS
飛行するルート計画申請
それぞれ、簡単に説明していきます。
機体登録について
これは、2022年6月20日から、屋外でドローンを飛行したい方は、必須の申請項目になります。
航空法が規制対象とする100グラム以上のドローンで、氏名や住所、機種などを国交省に申請し、個別の登録記号(ID)の通知を受ける必要があります。
IDを付けずに、飛行させた場合、50万円以下の罰金か1年以下の懲役を科されます。飛行する際は、必ず登録してから飛行させましょう。
登録方法は、以下の記事を参照してください。
-
ドローン 無人航空機の機体事前登録申請とは
登録しないと飛ばせない?続きを見る
DIPSの申請について
保有しているドローンの重量が国土交通省申請規定を上回る場合、DIPSというサイトで許可を得る必要があります。
DIPS申請許可が降りるまでには、約2週間かかる場合があります。
・ドローンが100g以下の場合
→国土交通省でのDIPSの申請は必要ありません。ただ、飛行禁止エリアで飛行させたい場合は必須ですので、事前に申請しておいてもいいかもしれません。
・ドローンが100g以上の場合
→国土交通省でのDIPSの申請が必要となります。
まず、前提として保有しているドローンによって、国土交通省の許可を得る必要があるということを知っておきましょう。
登録方法は、以下の記事を参照してください。
-
ドローン飛行 DIPS登録の手順 飛行申請までの過程
続きを見る
※このDIPS登録に関して、2022年9月現在の情報です。
FISSについて
ドローンを当日飛行させるには、飛行計画をFISSというサイトで申請する必要があります。情報は、DIPSに紐付けられているので、ログインは簡単です。
以下のサイトから、登録をしてから飛行しましょう。
DIPSで登録した情報を活用して、ログインできます。なので、DIPSに登録した上で、FISSの登録を進めることをオススメします!
ドローンの準備
ドローンの準備は、私が飛行前に準備することは、以下のことです。
飛行前ドローン準備
- ドローンのバッテリー
- マイクロSDカード
- ヘリポート
上記の装備品は、ドローンを始めてから特に、しっかりと準備すべきものだと感じてます。
ドローンバッテリー
使用するドローンにより飛行可能時間が異なりますが、
1つのバッテリーで、最長でも40分飛ばせればいい方なのではないかと思います。飛ばし方によっては、20分でバッテリーが尽きる場合もあると思います。
バッテリーの個数に応じた累計飛行時間を、事前に計算してフルマックス充電を忘れないようにしましょう。
私は、充電をし忘れてわざわざ遠方に出向いたのに、満足いくまで飛ばさなかったことがあります。
マイクロSD
マイクロSDを使用せずに、データを保存することは当然可能です。ただ、スマホやタブレットに直接保存するのでなく、マイクロSDに保存することで、データ連携が容易になります。
特に、以下の理由が使用するメリットです。
メモ
良い素材のまま動画素材として活用可能
本体から直でデータを転送できる環境づくり
容量を気にせず、撮影可能
ヘリポート
ヘリポートは、なくても全く問題ないです。なぜ、使用しているのかというと、長期的にドローンを使用していたいからです。
メモ
- ドローン離着陸時の地面との摩擦を軽減
- 離着陸時の場所の確保
- 草などからのプロペラの保護
これは、なくても十分飛ばせますが、機体を長期間使うという意味では、使用した方がいいのかも。
関東近辺飛行スポット
ここからは、私が飛行したスポットを許可申請方法や撮った写真・動画を含めて紹介します。
関東近郊飛行スポット
- 茨城県大洗磯前神社
- 神奈川県城ヶ島
- 埼玉県滝沢ダム・長瀞荒川 / 秩父の山(豆焼橋)
茨城県大洗磯前神社
ドローン飛行には寛容な地域です。海上にある鳥居が絵になって、ノーズインで撮ってみたりするのが、おすすめです!
埼玉県滝沢ダム・長瀞荒川 / 秩父の山(豆焼橋)
こちらは許可が必要になる場合もあるので、自治体やダムの管理局に事前に連絡しましょう
神奈川県城ヶ島
こちらもドローン飛行には寛容な地域です。海上から街並みを空撮するといいかもしれません。
上記で、飛行させるにはいずれも、
機体登録 / DIPS / FISSの登録、はマストです。
安全を確保した上で、飛行させましょう。ちゃんとしたプロセスを踏んだ上で、ドローン撮影を楽しみましょう!
※上記、飛行可能場所は、状況によって規制が変わる場合もあります。そのため、個人の責任の範囲内でよろしくお願いします。